26日東京株終値 27円38銭安、 2万2,586円87銭:26日の 東京株式市場は、 25日より、 27円38銭安い、 2万2,586円87銭で取引を終えた。 …
26日の東京株式市場は、25日より、27円38銭安い、2万2,586円87銭で取引を終えた。 26日の取引について、SMBC日興証券・松野利彦氏の解説です。 26日の東京株式市場は小じっかり。 日銀がETF(上場投資信託)の購入配分を変化させるとの観測記事から、TOPIX(東証株価指数)が堅調な一方、日経平均株価は軟調と、明暗を分けた。 もっとも前日比でみれば、いずれも大きく動いていない。 注目された欧米の首脳会談は事なきを得たものの、米株がしっかりであった以外は、外部環境も変化なかった。 そのため朝方、少し買いが先行したあとは次第に値動きが少なくなっていったものの、売買代金は約2兆4,000億円と少し増えている。 業種別にほとんどが値上がりする中、鉱業、陸運、窯業、建築が強く、個別に値上がり銘柄数は全体の8割以上に及んだ。 また、決算発表が本格化しており、25日は過去最高益や通期見通しの上方修正などがが散見されたが、材料出尽くしといった反応だった。 さて、27日は週末ということでポジション調整となりやすく、今週が上昇基調であったことから利食い売りが予想される。
