メルカリは、 読書感想文の 売買などをはじめとした宿題代行行為の 根絶に向けて、 文部科学省と合意をとりまとめたと発表した。
メルカリは8月29日、読書感想文の売買などをはじめとした宿題代行行為の根絶に向けて、文部科学省と合意をとりまとめたと発表した。
宿題代行として、子どもたちに代わって宿題を完成させる行為の提供や、読書感想文や自由研究といった宿題の完成品の出品を禁止する。もし、宿題代行行為と思われる出品があった場合には、商品を削除するという。
同社では、以前から夏休みの宿題などを行う役務の提供については禁止としていたものの、読書感想文や自由研究などの完成品については、出品者の自由を尊重する観点から禁止商品にはしていなかった(氏名など個人情報が記載されているものは削除)という。今回、文部科学省からの要請を受け、完成品の出品も禁止とし、宿題代行行為の根絶に向けて取締を一層強化するという。
メルカリでは、今後も各付省庁をはじめとした外部機構と連携しながら、子どもたちでも安全・安心に利用できるマーケットプレイスの提供を目指すとしている。