中国で開かれているバドミントンの 世界選手権は女子ダブルスの 準決勝が行われ、 福島由紀選手と廣田彩花選手の ペアと、 永原和可那…
中国で開かれているバドミントンの世界選手権は女子ダブルスの準決勝が行われ、福島由紀選手と廣田彩花選手のペアと、永原和可那選手と松本麻佑選手のペアがそれぞれ勝って5日の決勝に進みました。この結果、女子ダブルスは日本のペアが1977年の第1回大会以来、41年ぶりとなる金メダルを獲得することが決まりました。 世界選手権の女子ダブルスは日本のペアがベスト4に3組残り、4日の準決勝第2試合は世界ランキング2位の福島選手と廣田選手のペアと、世界5位の米元小春選手と田中志穂選手のペアの日本勢対決となりました。 第1ゲームは、去年のこの大会で銀メダルを獲得した福島・廣田ペアが積極的に攻撃をしかけてリードを広げました。 中盤、相手に7連続ポイントを奪われるなどして同点に追いつかれましたが、勝負どころで福島選手がスマッシュを決めて最後までリードは許さず、第1ゲームを21対19で取りました。 第2ゲームも福島・廣田ペアがリードする展開となり、米元・田中ペアは米元選手がネット際で鋭いショットを決めるなどして粘ったものの、逆転はできませんでした。 第2ゲームは福島・廣田ペアが21対15で取ってゲームカウント2対0のストレート勝ちで、2大会連続の決勝進出を決めました。 福島選手は「去年は銀メダルで終わったのでことしは金メダルを目指して頑張りたい」と話し、廣田選手は「挑戦者としての気持ちを忘れずに戦いたい」と意気込みを話しました。 準決勝第1試合に登場した世界9位で初出場の永原選手と松本選手のペアは、持ち前の高さを生かしたスマッシュで効果的にポイントを奪い、世界6位のインドネシアのペアにゲームカウント2対0のストレート勝ちで決勝に進みました。 この結果、5日の決勝は日本勢どうしの対戦となり、1977年第1回大会の栂野尾悦子選手と植野恵美子選手のペア以来、41年ぶりに日本のペアが金メダルを獲得することになりました。