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西日本豪雨 災害廃棄物の処理は1割にとどまる 岡山 高梁

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西日本豪雨から6日で1か月になりますが、 被災地ではいわゆる災害廃棄物の 処理が進まず、 岡山県高梁市では焼却施設が被害を受け…
西日本豪雨から6日で1か月になりますが、被災地ではいわゆる災害廃棄物の処理が進まず、岡山県高梁市では焼却施設が被害を受けたため、これまでに処理できた廃棄物はおよそ1割にとどまっていることがわかりました。 岡山県によりますと、先月の記録的な豪雨で、県内では浸水して使えなくなった家財道具などの災害廃棄物がおよそ41万トンにのぼると推計されています。 このうち500棟余りの住宅が被害を受けた高梁市では、7000トン近くの災害廃棄物が出たとみられていますが、焼却施設が浸水して焼却炉などが壊れたため稼働できなくなっています。 このため高梁市は、民間業者にも廃棄物の処理を委託し始めましたが、これまでに処理できた廃棄物は1割程度にとどまっているということです。 市内に設けられた廃棄物の仮置き場には、今も多くの災害廃棄物が残されたままになっています。 焼却施設の復旧には数か月かかるということで、市はほかの自治体で処理してもらえないか検討を急いでいます。 被災地では大量の災害廃棄物が発生していますが、どの程度処理できているのか自治体の把握は進んでいません。 高梁市環境課の長船祥司課長代理は「廃棄物が悪臭を放つなどの問題が出ているため、国や県と連携して広域的な処理ができる態勢を早く構築したい」と話しています。

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