Home Japan Japan — in Japanese 不明1人、負傷64人 首都圏45万人に影響

不明1人、負傷64人 首都圏45万人に影響

103
0
SHARE

非常に強い台風24号は30日、 和歌山県田辺市付近に上陸した。 各地で猛烈な風雨となり、 総務省消防庁によると宮崎県で1人が行方不明になっているほか、 計8県で64人が負傷した。 またJR東日本は30日午後8時以降、 首都圏の 全在来線を順次運休。 約45万人に影響が出た。 首都圏全体の 路線で運行時間を繰り上げて計
非常に強い台風24号は30日、和歌山県田辺市付近に上陸した。各地で猛烈な風雨となり、総務省消防庁によると宮崎県で1人が行方不明になっているほか、計8県で64人が負傷した。またJR東日本は30日午後8時以降、首都圏の全在来線を順次運休。約45万人に影響が出た。首都圏全体の路線で運行時間を繰り上げて計画運休するのは初めて。
30日午後9時時点の台風24号の中心気圧は960ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートル。中心の南側190キロ以内と北側150キロ以内が風速25メートル以上の暴風域となっている。鹿児島県十島村では同日朝、観測史上1位の最大瞬間風速54.6メートルを記録。宮崎県美郷町や高知県仁淀川町、愛媛県西条市で同日午後9時までの24時間雨量が400ミリを超えた。
気象庁によると「非常に強い」台風の上陸は今年9月の台風21号以来で、1年に複数回の上陸は初めてという。記録が残る1991年以降では、91年9月の台風19号、93年9月の台風13号と合わせて4回目。
1日までの主な予想最大風速は四国、近畿45メートル▽東海40メートル▽関東甲信35メートル▽九州北部、北陸、東北30メートル。同日午後6時までの24時間予想雨量は多いところで、近畿、東海、関東甲信300ミリ▽北陸250ミリ▽四国200ミリ▽東北180ミリ。 台風24号の接近や上陸に伴い、JR東日本は30日正午過ぎに広範囲での計画運休を発表。午後8時以降に東海道線、山手線、京浜東北線、宇都宮線など計34路線で運転を休止した。1日は京葉線、武蔵野線などで本数を減らす他は、おおむね通常通り運行する予定。
JR東海は午後5時までに東海道新幹線を運休。東北、山形、上越、北陸の各新幹線は最終列車の時刻を数十分程度繰り上げた。西武鉄道や小田急電鉄も順次運転を取りやめた。
空の便は西日本や関東の発着便を中心に、各社合わせて1000便以上が欠航し、10万人超に影響が出た。【最上和喜、伊藤直孝、川上珠実】

Continue reading...