今季限りで現役引退するプロ野球最年長の 43歳、 中日の 岩瀬仁紀投手が28日、 ナゴヤドームで行われた阪神戦で史上初の 通算1000試合登板を達成した。 7番手で九回の マウンドに上がり、 無失点でセーブを挙げ、 自らの 記録に花を添えた。
今季限りで現役引退するプロ野球最年長の43歳、中日の岩瀬仁紀投手が28日、ナゴヤドームで行われた阪神戦で史上初の通算1000試合登板を達成した。7番手で九回のマウンドに上がり、無失点でセーブを挙げ、自らの記録に花を添えた。
岩瀬は愛知県西尾市出身。愛知大から社会人のNTT東海を経て、1999年に中日に入団した。救援投手として5度のリーグ優勝と2007年の日本一に貢献。昨年8月には、阪急(現オリックス)などで活躍した米田哲也の949試合登板を抜き、プロ野球記録を更新した。米大リーグの最多登板記録は、救援としてプレーした左腕のジェシー・オロスコ(メッツなど)の1252試合。
今季、岩瀬は46試合に投げ、2勝0敗3セーブ。通算では、59勝51敗407セーブで、最多セーブのタイトルを過去5回獲得している。【梶原遊】