南北首脳会談で北朝鮮側がトンチャンリの ミサイル発射場の 廃棄とともに、 ニョンビョン（寧辺）の 核施設の 将来的な閉鎖の 可能性を…
南北首脳会談で北朝鮮側がトンチャンリのミサイル発射場の廃棄とともに、ニョンビョン（寧辺）の核施設の将来的な閉鎖の可能性を示したことを受けて、アメリカのトランプ大統領は19日未明、ツイッターに「キム・ジョンウン（金正恩）委員長は最終的な交渉しだいでは、核施設への査察を認め、国際的な専門家の立ち会いのもと、試験場や発射台を永久的に廃棄することに合意した」と投稿し、評価する考えを示しました。 そのうえで、「この間、ロケットの発射や核実験もないだろう。アメリカ兵の遺骨も返還が進む。さらに北朝鮮と韓国は2032年のオリンピックの共同開催を提案するだろう。とてもわくわくする」と書き込み、今後の進展に期待を示しました。 トランプ大統領は今月、北朝鮮のキム委員長から２回目の米朝首脳会談の開催を求める内容の書簡を受け取り、アメリカ政府としても開催に前向きな考えを示しています。 ただ、アメリカ側としてはあくまで核施設の申告など、北朝鮮側の非核化に向けた具体的な措置が必要だという立場で、今回の南北首脳会談でキム委員長がどのような考えを示したのか、来週、アメリカを訪れる韓国のムン大統領から直接、説明を受けて対応を検討すると見られます。
