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安倍首相が自民党総裁選3選 石破氏は地方票45%と健闘

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自民党総裁選は20日、 国会議員票と党員・ 党友による地方票が開票され、 安倍晋三首相(63)=総裁=が石破茂元幹事長(61)を破り、 連続3選を決めた。 大方の 予想通…
自民党総裁選は20日、国会議員票と党員・党友による地方票が開票され、安倍晋三首相(63)=総裁=が石破茂元幹事長(61)を破り、連続3選を決めた。大方の予想通りの結果となる中、焦点となっていた地方票で、石破氏が約45%を獲得。国会議員の8割以上の支持を固めていた首相に対し、国民世論に近い党員・党友から“批判票”が突きつけられた形となった。
午後1時前、激しいフラッシュの中、安倍首相が自民党本部の投開票会場に現れると、支持する議員が割れんばかりの拍手で迎え、投票前から楽勝ムードに包まれた。だがその約1時間後、石破氏の善戦が明らかになると、会場は一転して重苦しい雰囲気に。首相は四方に深々と頭を下げて声援に応えたが、終始硬い表情だった。
安倍首相は国会議員票329票、地方票224票の計553票を獲得。石破氏は国会議員票73票、地方票181票の計254票となった。石破氏が地方票の約45%を得た計算で、議員票も想定より伸びた。自民党支持層や党内に一定の「非安倍」勢力がある実情が浮かんだ。
この結果について、政治評論家の有馬晴海氏は「森友・加計学園問題などでの首相の説明に、自民党員も納得していなかったことの表れ。石破氏が『正直、公正』を掲げ、地方で信頼を得たのと対照的だ」と分析した。

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