地震で大きな被害が出た厚真町の 災害ボランティアセンターには、 3連休初日の 15日、 およそ200人の ボランティアが集まりまし…
地震で大きな被害が出た厚真町の災害ボランティアセンターには、3連休初日の15日、およそ200人のボランティアが集まりました。ボランティアの人たちは、被災した住宅から家具を運び出すなど支援活動を行っています。 厚真町では、今月11日に災害ボランティアセンターが開設し、支援活動が続けられています。15日からの3連休では、多くの人からボランティアの応募があり、15日朝、センターにはおよそ200人が集まりました。 集まった人たちはグループに分かれて担当する地区に向かい、地震の直後に道路が崩れて一時、孤立した豊沢地区には50人余りが集まりました。 ボランティアたちは、地震で壊れた倉庫の扉を直したり、家の中からたんすなどの家具を運び出したりしていました。 自宅の片づけを依頼した72歳の女性は「地震があってからずっと気が動転して、何から手をつけていいのか全くわからない状態でした。ボランティアの人たちが優しく声をかけてくれて、とても安心しました」と話していました。 千歳市から駆けつけた60代のボランティアの男性は、「地震の直後に厚真町の様子を知って、とにかく驚き、すぐに支援に行きたいと思いました。少しでも住民の力になりたいです」と話していました。 札幌市から来た学生は「自分も被災しましたが、何かしたいという思いで厚真町に来ました。あす以降もボランティアをします」と話していました。 苫小牧市から来た47歳の男性は「隣の町で起きた災害で、被災した人たちを手助けしようと初めてボランティアに参加しました。皆さんの役に立ちたいです」と話していました。