大阪府警富田林署の 容疑者逃走事件で、 樋田淳也容疑者（30）=加重逃走容疑で再逮捕=とみられる男が9月、 山口県周防大島町の 道の 駅に約1週間滞在していたことが1日、 関係者への 取材で分かった。 男は日本各地を自転車で訪れる旅行中としており、 記念撮影に応じるなど周囲と積極的に交流していたという。 道の 駅「サザンセトとうわ」 で撮影に応じる樋田淳也容疑者（9月18日、 山口県周防大島町）=共同、 一部画像処理しています 府警は、 樋田容疑者が旅行を装って逃走を続けていたとみて、 大阪から山口に至った経路などを調べている。 府警によると、 …
大阪府警富田林署の容疑者逃走事件で、樋田淳也容疑者（30）=加重逃走容疑で再逮捕=とみられる男が9月、山口県周防大島町の道の駅に約1週間滞在していたことが1日、関係者への取材で分かった。男は日本各地を自転車で訪れる旅行中としており、記念撮影に応じるなど周囲と積極的に交流していたという。 道の駅「サザンセトとうわ」で撮影に応じる樋田淳也容疑者（9月18日、山口県周防大島町）=共同、一部画像処理しています 府警は、樋田容疑者が旅行を装って逃走を続けていたとみて、大阪から山口に至った経路などを調べている。 府警によると、樋田容疑者は9月上旬以降、逃走中に出会ったとされる男（44）=占有離脱物横領容疑で逮捕=と行動を共にしていた。男と出会ったのは香川県の道の駅だったという。 樋田容疑者とみられる男は9月18日、周防大島町の道の駅「サザンセトとうわ」に到着。同駅によると、男は「和歌山を出発し、日本一周中だ」と話し、敷地内にテントを張って寝泊まりしながら近くの海で素潜りをするなどして同26日まで滞在していた。 同駅の支配人が日本1周を応援しようと、男に記念撮影を求めるとサングラスを外して応じたという。出発する際は「桜井潤弥」という名前で、「日本各地を走り抜ける」などと記した手紙も残していた。 山口県警は9月29日、周南市の道の駅「ソレーネ周南」で食料品を万引きしたとして、窃盗容疑で樋田容疑者を逮捕。同容疑者が使っていたスポーツタイプの自転車には「日本一周」「出会い旅」と書かれたプレートが取り付けられていた。
