ことしの 「秋の 叙勲」 の 受章者が発表され、 各界で功労の あった、 合わせて4079人が受章することになりました。
ことしの「秋の叙勲」の受章者が発表され、各界で功労のあった、合わせて4079人が受章することになりました。 ことしの「秋の叙勲」を受章するのは、「桐花大綬章」が2人、「旭日大綬章」が6人です。 また、「旭日重光章」と「瑞宝重光章」が合わせて57人、「旭日中綬章」と「瑞宝中綬章」が合わせて328人、「旭日小綬章」と「瑞宝小綬章」が合わせて942人など全体で4079人となっています。 このうち、民間からの受章者は1891人で、全体の46.4%を占めたほか、女性の受章者は全体の9.2%にあたる374人となっています。 「桐花大綬章」は、新日本製鉄の社長や経団連会長などを務めた今井敬さん、参議院議長などを務めた斎藤十朗さんの2人が受章します。 また、「旭日大綬章」は、最高裁判所判事などを務めた大橋正春さん、官房副長官などを務めた鈴木政二さん、文部科学大臣などを務めた高木義明さん、法務大臣などを務めた千葉景子さん、経済産業大臣などを務めた平沼赳夫さん、トヨタ自動車の社長などを務めた渡辺捷昭さんの6人が受章します。 また、「瑞宝重光章」は、宇宙の起源や進化を説明する「インフレーション理論」を世界に先駆けて提唱した東京大学名誉教授の佐藤勝彦さんらが受章します。 「旭日小綬章」は、作曲家で、人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズのテーマ曲などを手がけた、すぎやまこういちさん、抜群の歌唱力で演歌からポップスまで幅広いジャンルを歌いこなす歌手の五木ひろしさん、ヒット曲「ルビーの指環」で知られ、映画などにも多数出演している歌手で俳優の寺尾聰さんらが受章します。 このほか、外国人叙勲では、マレーシアのマハティール首相が「桐花大綬章」を受章するなど、合わせて135人が受章することになりました。 叙勲の親授式や伝達式などは今月6日から行われます。