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中国 李首相 IMF代表らと保護主義に懸念で一致

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中国の 李克強首相は、 北京で国際金融機関の 代表らと意見交換を行い、 保護主義に懸念を示す立場で一致したことなどをアピールし、 …
中国の李克強首相は、北京で国際金融機関の代表らと意見交換を行い、保護主義に懸念を示す立場で一致したことなどをアピールし、貿易摩擦で対立を続けるアメリカのトランプ政権をけん制しました。 中国の李克強首相は6日、北京で、世界銀行やIMF=国際通貨基金など6つの国際金融機関の代表らと世界経済や中国経済の先行きなどについて意見交換を行いました。 中国側の発表によりますと、参加者は、世界経済の成長について下押しのリスクが高まっているとしたうえで、貿易の保護主義に懸念を示す立場で一致したということです。 このあと行われた共同記者発表で李首相は、「多国間主義と自由貿易を守るという積極的なメッセージを国際社会に打ち出した」とアピールし、貿易摩擦で対立を続けるアメリカをけん制しました。 また、李首相は中国経済について、全体的に安定しているとしつつも下押しの圧力を受けていることを認め、積極的な財政政策や減税などを通じて景気を下支えしていく考えを示しました。 一方、記者発表では、IMFのラガルド専務理事が、「中国経済はアメリカとの貿易摩擦など内外から圧力を受けている」と指摘するなど、各機関の代表からは貿易摩擦の影響を懸念する発言が相次ぎました。

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