米小売り最大手ウォルマートが16日発表した2019年2~4月期決算は、 純利益が前年同期比80%増の 38億4200万ドル(約4200億円)だった。 主力の 米国市場でインターネッ
【ニューヨーク=高橋そら】米小売り最大手ウォルマートが16日発表した2019年2~4月期決算は、純利益が前年同期比80%増の38億4200万ドル(約4200億円)だった。主力の米国市場でインターネット通販の売上高が4割増と高い伸びを維持した。全体の売上も1%増の1239億ドルだった。
ウォルマートは増収増益だった(米ニュージャージー州の店舗)
ダグ・マクミロン最高経営責任者(CEO)は「実店舗とネット通販の両方で継続的な成長が続き、満足している」と述べた。ネット経由の売上高は37%増だった。18年11月~19年1月期の43%増からは減速したが、高い伸びを保った。ネット専業のアパレルブランドの買収が奏功し、ファッション関連や生活用品が好調だった。
米調査会社イーマーケッターによると、ウォルマートは19年に米国内の電子商取引(EC)市場で4.