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最貧国コンゴのおしゃれ集団「サプール」

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世界最貧国の一つ、コンゴ民主共和国の首都キンシャサを、派手な衣装でめかし込んだ一団が練り歩く。ブランド品に身を包んだおしゃれな集団は、貧しい街の風景の中では異質な存在だ。
 地元で「サプール(Sapeur)」と呼ばれる男性たちは先週、伝説的ポップスター、ステルボス・ニアルコス(Stervos Niarcos)の命日に墓まで練り歩いた。 に亡くなったニアルコスは、多くのサプールにとって象徴的な存在とされている。
 数学教師の男性(52)は、ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)の青いダンガリーを着ていた。別の男性はジバンシー(Givency)の靴とコムデギャルソン(Comme Des Garcons)のシャツを身に着け、ケンゾー(Kenzo)の帽子を手に持っていた。
「サップ」と呼ばれる独自ファッションに身を包んだサプールは、高級ブランドに多額の金を注ぎ込む。自分でデザインした服を着ている人もいる。
 世界銀行(World Bank)によると、コンゴは世界最貧国の一つで、人口約1億人の3分の2が 2.

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