石川県で最大震度7の揺れを観測した能登半島地震。人工衛星が撮影した能登半島各地の画像を分析すると、家屋の倒壊や津波による…
石川県で最大震度7の揺れを観測した能登半島地震。
人工衛星が撮影した能登半島各地の画像を分析すると、家屋の倒壊や津波による家屋の流出、それに広い範囲で道路が寸断されている状況が確認できました。
(画像は 時点。すべての状況が分かっているわけではありません)
民間の測量会社「パスコ」は、フランスの人工衛星が 、能登半島の輪島市や珠洲市など8つの地域を撮影した100平方キロメートルから300平方キロメートルの画像を分析しました。
衛星画像から確認できたそれぞれの地域の被害状況です。 【輪島市】
「朝市通り」で火災 建物倒壊も各地で
輪島市の中心部・観光名所として知られる「朝市通り」周辺の様子です。
火災によって多くの建物がビルなどの大きな建物を除いて跡形もなく焼けてしまっている状況がわかります。
撮影された の時点では白い煙も上がっています。
消防によると、これまでに200棟以上が焼けたということで、衛星画像の分析では、燃えた面積はおよそ5万平方メートルにのぼることがわかりました。 長さ250メートルの亀裂 斜面崩落も
県立輪島高校稲舟校舎の横にあるグラウンドの脇から輪島市総合体育館にかけては、地面に大きな亀裂が入っているのが確認できます。 画像中央付近に亀裂
長さはおよそ250メートルありました。
また、海沿いの「輪島浦上線」は、複数の場所で山側の斜面が崩れて土砂が海岸まで達し、道路をふさいでいました。 輪島浦上線
【珠洲市】
津波 少なくとも南北1.