ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻が続いています。ウクライナの各地でロシア軍とウクライナ軍が戦闘を続けていて、大勢の…
ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻が続いています。
ウクライナの各地でロシア軍とウクライナ軍が戦闘を続けていて、大勢の市民が国外へ避難しています。戦闘の状況や関係各国の外交など、ウクライナ情勢をめぐる (日本時間)の動きを随時更新でお伝えします。
(日本とウクライナ、およびロシアのモスクワとは 間の時差があります)
ロシアがウクライナ各地で攻撃 “テロ行為への報復”
ウクライナでは、 、首都キーウをはじめ各地でロシア軍による攻撃がありゼレンスキー大統領は、40発を超えるミサイルや400機以上の無人機が使用されたと明らかにしました。
このうち、攻撃を受けたキーウ中心部の集合住宅では、建物の壁に大きな穴がいくつもあいたり、焼け焦げたりしていました。住民の男性は「大きな爆発音が聞こえ、恐怖を感じた」と話していました。
キーウのクリチコ市長は当初、キーウでは4人が死亡したとしていましたがその後、死亡したのは3人で17人がけがをして病院で手当てを受けていると説明しました。
今回の攻撃についてロシア国防省はSNSに「ウクライナによるテロ行為への報復として、兵器工場や武器倉庫などに大規模な攻撃を実施した」と投稿しました。
ウクライナ側が今月 ロシア軍の戦略爆撃機などに損害を与えたとする「クモの巣作戦」と呼ぶ、ロシア各地の軍用飛行場への攻撃などに対する報復とみられます。
今回のロシアの攻撃を受けて、ゼレンスキー大統領は「ロシアに圧力をかける取り組みを支援してほしい」と述べ、停戦を実現するために制裁強化などが必要だと改めて強調し、欧米に協力を求めました。ゼレンスキー大統領 日本人研究者に「黄金の心」賞を授与
ウクライナのゼレンスキー大統領は、 、首都キーウで、日本の神戸学院大学の岡部芳彦教授にウクライナへの人道支援や領土の一体性への多大な貢献をした人に贈る「黄金の心」賞を授与しました。
岡部教授はウクライナの経済や政治などの研究が専門で、ウクライナ侵攻やゼレンスキー大統領に関する本も執筆し、講演活動も行っています。また、在神戸のウクライナ名誉領事も務めています。
今回の「黄金の心」賞は、岡部教授のほかにヨーロッパの地方自治体のトップなどにも授与されました。ロシア中央銀行 約3年ぶりに政策金利を引き下げ
ロシア中央銀行は 、金融政策を決める会合を開き、政策金利を21%から20%に引き下げることを決めました。
金利の引き下げは 以来です。
ロシア中央銀行は声明で「インフレ圧力は低下し続けている。ロシア経済は徐々にバランスのとれた成長軌道に戻りつつある」と説明しました。
一方で、金融引き締め策は長期間にわたって維持する方針を示し、インフレ率が目標とする4%となるのは来年と予測しています。
ロシアは、ウクライナ侵攻に伴う巨額の軍事費や人手不足による賃金の上昇などから、インフレ率が上昇したため、おととし から政策金利を段階的に引き上げ、去年 には21%としました。
高い金利が続く中、新車やマンションの販売が低迷しているほか、国営企業からは運転資金が調達できず、倒産につながるなどとして、金利の引き下げを求める声が出ていました。
ロシア中央銀行によりますと、ロシアのGDP=国内総生産の伸び率は、去年 から は、4.