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被災地の光に 羽生選手に来月授与

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政府は1日、 今年2月に韓国で開催された平昌(ピョンチャン)冬季五輪の フィギュアスケート男子で金メダルを獲得し、 同種目66年ぶりの 五輪2連覇を果たした羽生結弦選手(23)に国民栄誉賞を授与することを正式に決めた。 安倍晋三首相が決定し、 菅義偉官房長官が同日午前の 閣議に報告。 7月2日に表彰式を行う。 スケ
政府は1日、今年2月に韓国で開催された平昌(ピョンチャン)冬季五輪のフィギュアスケート男子で金メダルを獲得し、同種目66年ぶりの五輪2連覇を果たした羽生結弦選手(23)に国民栄誉賞を授与することを正式に決めた。安倍晋三首相が決定し、菅義偉官房長官が同日午前の閣議に報告。7月2日に表彰式を行う。スケート界では初、個人としては最年少の受賞となる。
羽生選手は日本スケート連盟を通じ、「身に余る光栄です。今回の平昌五輪において、多くの方々の素晴らしい活躍があったからこそとも感じております。この賞が被災地やスケート界にとって明るい光になることを願っております」などとコメントした。
菅氏は閣議後の記者会見で「厳しい修練と努力の積み重ねにより、世界の歴史に残る快挙を成した」と授与する理由を説明した。
国民栄誉賞の授与は今年2月、将棋で初の永世7冠を達成した羽生善治、囲碁で初の2度にわたる7冠独占を果たした井山裕太両氏に続き27例目。五輪金メダリストとしては5人目。【高橋克哉】
羽生選手に国民栄誉賞が授与されることが1日、決まった。2014年ソチ五輪でフィギュア男子で日本人初の金メダルを獲得すると、右足首の負傷が完治しないまま臨んだ平昌五輪では連覇を達成し、日本勢第1号の金メダリストとなったことなどが評価された。
羽生選手はこれまでフィギュア界の先頭を走ってきた。15年のグランプリファイナルで合計330・43点と世界歴代最高得点をマーク。羽生選手に追いつけ、追い越せと他選手が難しい4回転を跳ぶようになり、結果的に競技全体のレベルを引き上げた。それでも、驚異的なスコアは今も破られていない。
現在はアイスショーに出演するなどして、来季を見据えて動き出している。「フィギュアスケートが好きという気持ちは変わらない。勝負の世界にいる中で、やっぱり勝ちたい、トップに立ちたい気持ちがある」。負けず嫌いの血が騒ぎ始めている。【福田智沙】

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