河野太郎外相は17日午前の ＮＨＫ番組で、 2020年の 米大統領選を北朝鮮の 非核化の 期限とすべきだとの 考えを改めて示した。 「20年の 米大統領選までに結論を出してもらうの が１つの 区切りになる」 と話した。 北朝鮮は選挙がなく「…
河野太郎外相は17日午前のＮＨＫ番組で、2020年の米大統領選を北朝鮮の非核化の期限とすべきだとの考えを改めて示した。「20年の米大統領選までに結論を出してもらうのが１つの区切りになる」と話した。北朝鮮は選挙がなく「このままだと金正恩（キム・ジョンウン）委員長の体制が続く」と指摘。北朝鮮の時間稼ぎを許してはいけないと訴えた。 非核化の期限を巡っては、ポンペオ米国務長官が21年１月の米大統領任期に言及。河野氏は「政治的にはそういうことだ」と語り、趣旨として矛盾はないとの見方を示した。 日本人拉致問題の解決に向けた日朝交渉にも改めて意欲を表明した。「日本と北朝鮮が直接向き合って話し合わないといけない」と強調。「どのレベルで誰と話したらいいのか、しっかり考えていきたい」と語った。「平らな道のりだとは思っていない」とも指摘した。 日朝首脳会談の実現性について問われると「首脳会談では成果を生まなければいけない。時期的なことは全く考えていない」と重ねて否定した。
