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トヨタの「つながる車」、消費者から「乗りたい」などの声

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トヨタ自動車 は26日、 インターネットとつながる「コネクテッドカー」 の 機能を加えた新型の 高級セダン「クラウン」 とハッチバック型の 「カローラスポーツ」 の 発表会を開いた。 東京の ほか、 名古屋市など主要7都市を同時中継で結んでお披露目し、 豊田章男社長らが新型車について説明。 公募で招かれた消費者からは「…
トヨタ自動車 は26日、インターネットとつながる「コネクテッドカー」の機能を加えた新型の高級セダン「クラウン」とハッチバック型の「カローラスポーツ」の発表会を開いた。東京のほか、名古屋市など主要7都市を同時中継で結んでお披露目し、豊田章男社長らが新型車について説明。公募で招かれた消費者からは「実際に乗りたい」などの感想が聞かれた。 一般の来場者からは様々な感想が聞かれた 「ザ・コネクテッド・デイ」と銘打った発表会は、名古屋市ではポートメッセなごやで開いた。会場では大型のスクリーンを前に一般公募の参加者約50人やトヨタの関係者らが計100人近く出席。福岡市の会場も同程度の参加者だった。 新型クラウンとカローラは通信機を標準搭載し、遠隔で走行時のアドバイスや車両診断などが受けられるのが特徴。トヨタはコネクテッドカーの扱いをまずトヨタ店など2200店を皮切りに始め、年内に全国約5000店まで広げる計画だ。 東京会場で登壇した豊田社長は「リアルとバーチャルの両方(の接点)を持つのがトヨタの強み」と意義を強調した。会場には車の実機が並び、説明員も置いて直接説明が聞けるようにした。 トヨタが消費者と直接交流する新車発表会を開くのは珍しい取り組み。愛知県豊田市の男性会社員(24)は「トヨタがコネクテッドに力を入れるという戦略が理解できた。カローラは自分ぐらいの年代でも買えそうな価格」という。宮崎県の男性経営者(37)からは「コネクテッドの機能にはわくわくした」との声も聞かれ、総じてネットとつながる機能への消費者の関心は高かった。 名古屋会場で取材に応じた村上秀一常務役員は「クラウンやカローラといった伝統的なモデルで若い層に訴えるのが狙い」と今回のような発表会の意義を強調した。国内販売担当の佐藤康彦専務役員も福岡会場でトヨタのコネクテッド機能について「販売店とメーカーが連携できるのはトヨタの強み」と述べた。

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