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交番内で銃構え5分、複数の部屋移動…富山襲撃

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富山市の 交番襲撃事件で、 元自衛官島津慧大容疑者(21)(富山県立山町)が、 警察官を執拗に刺して拳銃を奪った後、 約5分間にわたって交番にとどまっていたことが、 捜査関係者への 取材で分かった。 複数の 部屋を回り、 室内に向けて拳【社会】
富山市の交番襲撃事件で、元自衛官島津慧大容疑者(21)(富山県立山町)が、警察官を執拗に刺して拳銃を奪った後、約5分間にわたって交番にとどまっていたことが、捜査関係者への取材で分かった。複数の部屋を回り、室内に向けて拳銃をかまえる姿が、防犯カメラの映像に残っていた。交番を出た後も10分近く、住宅地をうろついていたとみられ、富山県警は、不可解な行動の理由の解明を進める。
所長の稲泉健一警部補(46)が刺殺された富山中央署奥田交番には、室内を映す防犯カメラがある。捜査関係者によると、このカメラに、返り血を浴びた島津容疑者が、裏口側から入ってくる様子が録画されていた。26日午後2時頃の映像で、裏口付近で稲泉警部補を襲い、拳銃を奪った直後とみられる。

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