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金足農、初戦突破!鹿実倒し東北勢の初陣飾った/東北スポーツ

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第100回全国高校野球選手権大会第4日第2試合(金足農5-1鹿児島実、 8日、 甲子園)11年ぶり6度目出場の 金足農(秋田)が、 鹿児島実(鹿児島)を5-1で破り、 …
第100回全国高校野球選手権大会第4日第2試合(金足農5-1鹿児島実、8日、甲子園)11年ぶり6度目出場の金足農(秋田)が、鹿児島実(鹿児島)を5-1で破り、1995年以来の初戦突破を果たした。秋田大会で12打数無安打だった8番・菊地亮太捕手(3年)が3打数3安打。守備でも注目の150キロ右腕、吉田輝星(こうせい)投手(3年)を好リードした。次戦は第10日(14日)、2回戦で大垣日大(岐阜)と対戦する。
聖地の魔力が“0割男”を“10割男”に変えた。秋田大会の5試合で1本も安打がなかった菊地亮が、3安打の大暴れ。23年ぶりの甲子園勝利に大きく貢献した。
「県大会で打てず、思い切り振ろうと思った結果。みんなに『10割!』と言われうれしかった。全力で校歌を歌いました」
三回、先頭で迎えた第1打席で中前打を放ち、1番・菅原天(3年)の右中間三塁打で先制のホームイン。四回の犠打を挟み、六、八回もいずれも右前へ運んだ。
「3安打は2年の秋以来かな」と菊地亮。秋田大会前の東北大会も2試合無安打で、公式戦の安打は春の秋田大会決勝、由利工戦以来だった。
県大会決勝の翌日からコーチの助言で、バットのグリップを捕手側へ、ヘッドを投手側へ倒す構えに変更。打てない悔しさに泣きながらバットを振り、結果に結びつけた。

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