先月行われたプロ野球の 西武対ソフトバンクの 試合後、 ファンサービスの 一環として選手が客席の 近くを通った際、 東京メトロの 58…
先月行われたプロ野球の西武対ソフトバンクの試合後、ファンサービスの一環として選手が客席の近くを通った際、東京メトロの58歳の男性役員が、選手が首にかけていたタオルを抜き取っていたことがわかりました。役員は翌日、球団に対して謝罪したということです。 問題の行為があったのは先月31日、埼玉県所沢市のメットライフドームで行われた西武対ソフトバンクの試合後、西武の山川穂高選手がファンサービスの一環として、客席の近くを通りながらネット裏の階段を上がっていたところ、男性の１人が山川選手が首にかけていたタオルを抜き取りました。 山川選手のタオルを取ったのは、東京メトロの58歳の男性役員で、東京メトロによりますと、役員は「タオルをもらいたい」と数回呼びかけ、山川選手は応じなかったものの男性役員は了承されたと思い、タオルを取ったということです。 男性役員は直後に警備員からタオルを返すよううながされたものの「いただいたものです」と言って返しませんでしたが、翌日、球団関係者に謝罪し、タオルを返却しました。 東京メトロは、「山川選手や球団関係者に対して多大なるご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません」とコメントしています。 この行為をめぐっては、インターネット上に動画が投稿されるなど問題視され、西武もファンに向けて選手への接触などを控えるようホームページを通じて呼びかけていました。
