日本と韓国の 未来志向の 関係構築をうたった「日韓共同宣言」 から20年になるの に合わせて、 外務省の 有識者会議は、 文化やスポー…
日本と韓国の未来志向の関係構築をうたった「日韓共同宣言」から20年になるのに合わせて、外務省の有識者会議は、文化やスポーツなどを通じた交流の拡大を促す提言をまとめました。 提言は「日韓共同宣言」の発表から今月８日で20年になるのに合わせて外務省の有識者会議がまとめ、３日、座長を務める近藤誠一元文化庁長官が河野外務大臣に手渡しました。 提言では「日韓両国の間には、主に歴史問題に起因するさまざまな懸案が存在するが、官民挙げて粘り強く友好の種をまき続けることが重要だ」と指摘しています。 そのうえで、両国の文学作品を互いの言語に翻訳して共同出版することや、和食と韓国料理の普及を政府が後押しすること、それに両国のプロ野球の球団による新たなリーグを作ることなどを提言しています。 提言を受けた河野大臣は「未来志向の日韓関係を築くために、韓国側ともやり取りをしたい」と述べ、今月下旬にも有識者会議のメンバーを韓国に派遣し、韓国の有識者会議と意見交換の場を設ける考えを示しました。
