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ロッテ会長 2審で執行猶予付き判決 釈放 ソウル高裁

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韓国の ロッテグループの 会長が贈賄の 罪に問われた裁判の 控訴審で、 ソウル高等裁判所は重光昭夫被告に対し、 1審の 実刑判決を破棄…
韓国のロッテグループの会長が贈賄の罪に問われた裁判の控訴審で、ソウル高等裁判所は重光昭夫被告に対し、1審の実刑判決を破棄して執行猶予の付いた有罪判決を言い渡し、重光被告は釈放されました。 韓国ロッテグループの会長、重光昭夫被告は、パク・クネ(朴槿恵)前大統領の長年の知人が関わる財団に日本円でおよそ7億円を拠出し、免税店の営業許可で有利な取り計らいを得ようとしたとして贈賄の罪に問われていました。 ことし2月の1審判決で裁判所は検察側の主張を認めて懲役2年6か月の実刑判決を言い渡し、重光被告は拘置所に収容されていました。 5日の控訴審判決でソウル高等裁判所は、1審と同じく贈賄の事実については認めたものの、パク・クネ前大統領に強要されて要求を受け入れざるを得なかった被害者としての側面もあるとして、懲役2年6か月、執行猶予4年の判決を言い渡しました。 これを受けて、重光被告はおよそ8か月ぶりに釈放され、拘置所の前で取材陣に対して「今後、一生懸命仕事をする。ありがとうございました」と述べ、頭を下げました。

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