22日前場中ごろの 東京株式市場で日経平均株価は下げ渋り。 前週末に比べ150円ほど安い2万2370円近辺で推移しており、 朝方の 安値(2万2271円)からは100円程度戻した。 中国・ 上海総合指数は不安定な推移が続いているが、 前週末19日は大幅上昇したとあって、 戻りが続くとの 見方から下値を売り込む動きは一巡している。 最近の 相場全体の 底…
22日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ渋り。前週末に比べ150円ほど安い2万2370円近辺で推移しており、朝方の安値(2万2271円)からは100円程度戻した。中国・上海総合指数は不安定な推移が続いているが、前週末19日は大幅上昇したとあって、戻りが続くとの見方から下値を売り込む動きは一巡している。最近の相場全体の底堅さを受け、下値での押し目買い意欲も強いようだ。 もっとも、中国だけでなく各地域の地政学リスクの高まりが手控え要因との指摘は多い。トランプ米大統領が20日、米国が旧ソ連と結んだ中距離核戦力(INF)廃棄条約を破棄する意向を表明した。米ロ間の対立が激しくなるとの警戒感も相場全体の重荷になっているという。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で5066億円、売買高は3億895万株だった。 日電産 と 信越化 は下げ幅を広げ、それぞれ年初来安値を更新した。 HOYA や 島津 、 シスメックス なども一段安。一方、 資生堂 や ポーラHD 、 ピジョン などインバウンド関連銘柄は上昇している。 菱地所 や 大東建 は上げ幅を広げている。 〔日経QUICKニュース(NQN)〕