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平田オリザさん「のんびり来て」 豊岡演劇祭チケット発売

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9月9日から20日まで開催される「豊岡演劇祭2021」(豊岡市、養父市、但馬県民局、豊岡ツーリズム協議会などでつくる実行委主催)のチケットが、全国に先駆けて29日から、兵庫県豊岡市など但馬地域3市2町在住者向けに先行発売される。
 今回の演劇祭のテーマは「ともに呼吸する。」。豊岡市の玄武洞公園、城崎国際アートセンター、芸術文化観光専門職 …

9月9日から20日まで開催される「豊岡演劇祭2021」(豊岡市、養父市、但馬県民局、豊岡ツーリズム協議会などでつくる実行委主催)のチケットが、全国に先駆けて29日から、兵庫県豊岡市など但馬地域3市2町在住者向けに先行発売される。 今回の演劇祭のテーマは「ともに呼吸する。」。豊岡市の玄武洞公園、城崎国際アートセンター、芸術文化観光専門職大、出石永楽館のほか、養父市のビバホール、香美町の香住区中央公民館など3市町の9エリアに点在する約45会場で開催される。出演団体は約50で、前回「2020」の32より増えた。 プログラムは▽公式▽自主参加(フリンジ)▽関連の三つに分かれる。13団体による公式プログラムでは、舞踏集団・山海塾が世界各地で公演してきた「降りくるもののなかで―とばり」、劇団・青年団が「東京ノート」「銀河鉄道の夜」などを上演。豊岡市但東町の農村舞台を巡回する京都の劇団・烏丸ストロークロックの「但東さいさい」も。 約35団体による自主参加プログラムには子ども向け、市民参加型も盛り込んだ。関連プログラムにはJR山陰線の香住・鎧(よろい)・餘部(あまるべ)3駅での寸劇上演や、城崎温泉にある旅館、レストランで食事と名作のリーディングの企画もある。 新型コロナ感染対策で、半数に入場制限した前回の観客数は延べ約4700人。今回は倍増の延べ約1万人を目指す。参加団体の出演者、スタッフにはPCR検査を原則義務化。コロナ禍を意識したテーマ「ともに呼吸する。」について、総合プロデューサーの相馬千秋さんは「家族、学校、社会、舞台芸術も参加する人が共に呼吸することで成立している。演劇祭は万全の感染対策をしたうえで、みんなで呼吸する喜びを再確認しあう場になればという願いを込めた」と話した。 フェスティバルディレクターの劇作家、平田オリザさんは「豊岡、但馬は日本有数の観光資源の宝庫。演劇祭、アートをきっかけにのんびり来ようと思ってもらえる演劇祭を目指す」と話した。 豊岡ツーリズム協議会長で、演劇祭実行委会長の高宮浩之さんは「感染症対策をして安全、安心な演劇祭を開く。多種多様で、面白い演目がそろった。演劇祭を通じて地域の魅力を再発見できる」とアピールした。 チケットは単券2000~3500円▽公式3演目と自主参加3演目分の無料クーポンのセット8000円▽公式5演目と自主参加5演目分の無料クーポンのセット1万3000円ほか。発売開始は、但馬地域が29日正午、全国は8月6日正午。 先行発売はフェスティバルセンター(豊岡市日高町日置)と電話(050・3160・1185)のみ。電話は入金確認後、但馬地域内の住所へチケットが郵送される。 詳細は演劇祭サイト(https://toyooka-theaterfestival.

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