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共和、政策転換へ全力=米連邦議会が招集

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NewsHub【ワシントン時事】米国の第115連邦議会が3日、招集された。20日にトランプ次期大統領が就任すれば、共和党が10年ぶりにホワイトハウスと上下両院を握る。同党は2年間の会期中、医療保険制度改革(オバマケア)をはじめ、オバマ大統領が進めてきた政策の転換に全力を挙げる方針だ。 共和党は2日、下院に置かれた政治倫理監視機関の権限を弱める議案を3日に採決することを決定。しかし、トランプ氏は同日正午の招集直前、ツイッターで「倫理監視機関の弱体化を優先事項にする必要があるのか」と党の対応を疑問視し、「税制改革、医療保険、はるかに重要な他のたくさんの課題に集中せよ」と呼び掛けた。 これを受け、同党は急きょ会議を開き、議案を取り下げることを決めた。「共和党に対するトランプ氏の影響力」(米メディア)をはっきりと示した形だ。 新議会の勢力は昨年11月の上下両院選を受け、上院(100議席)が共和52、民主48(無所属を含む)、下院(435議席)が共和241、民主194。招集後、下院は議長選で共和党のライアン氏を再選し、上院では同党のエンジ予算委員長がオバマケア廃止に向けた議案を提出した。 共和党はトランプ氏の就任初日に一部の閣僚人事を承認するため、来週にも上院で公聴会をスタートさせたい考えだ。(2017/01/04-06:13)

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