米国の第45代大統領に就任した共和党のドナルド・トランプ氏。20日(日本時間21日未明)の就任演説で目立ったのが、手の親指と人さし指で丸をつくる「OKサイン」のようなジェスチャーだ。人さし指も頻繁に突き上げていた。あの身ぶり手ぶりからトランプ氏のどんな心理を読み取れるのか。専門家に聞いた。 「あまりに多くて最後まで数え切れなかったが、100回以上は出ている」。自己表現に詳しい日大芸術学部の佐藤綾子教授(パフォーマンス学)は「OKサイン」の多さに驚いた。 演説中、米国の課題を箇条書きのように挙げるたびに登場した、このしぐさ。「選挙中はライバルがいたが、大統領になって怖いものがなくなり、どんどん調子が上がっている様子があらわれていた。絶好調だという証し」 ほかに目立ったのが、人さし指…
Similarity rank: 1.1
Sentiment rank: 3.9