世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級タイトルマッチ12回戦は2日、 東京・ 両国国技館で行われ、 チャンピオンの 山中慎介(帝拳)が同級6位の カルロス・ カールソン(メキシコ)を7回57秒TKOで下し、 日本男子歴代単独2位となる12連続防衛に成功した。 〔写真特集〕
世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級タイトルマッチ12回戦は2日、東京・両国国技館で行われ、チャンピオンの山中慎介(帝拳)が同級6位のカルロス・カールソン(メキシコ)を7回57秒TKOで下し、日本男子歴代単独2位となる12連続防衛に成功した。
〔写真特集〕神の左 山中慎介
歴代最多は、1970年代後半から80年代にかけて世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級で防衛を重ねた具志堅用高の13度。山中はこれにあと1と迫った。
山中は計5度のダウンを奪う圧勝。5回にリング中央で左ストレートを打ち抜き、さらに連打でダウンを追加した。6回には左の打ち下ろしで倒し、7回にも左の強打から畳み掛けて2度ダウンさせた。
山中の戦績は27勝(19KO)2分け。カールソンはデビュー戦以来の黒星で22勝(13KO)2敗となった。日本のジムに所属する現役男子世界王者は9人で変わらない。
◇山中慎介の略歴
山中 慎介(やまなか・しんすけ)南京都高(現京都広学館高)時代に国体フェザー級優勝。06年1月、プロデビュー。10年6月に日本バンタム級王座獲得。11年11月、WBC同級王座決定戦でエスキベル(メキシコ)にTKO勝ちして世界王者に。16年9月、モレノ(パナマ)との再戦を7回TKOで制して11度目の防衛に成功した。威力あるストレートを武器とする左ボクサーファイター。170.5センチ。34歳。滋賀県出身。(2017/03/02-20:59)
山中が12度目防衛=日本男子単独2位-WBCバンタム級:
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