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熊本地震から1年 震度1以上は約4300回観測

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一連の 熊本地震の 活動域では、 この 1年で震度1以上の 地震がおよそ4300回観測されました。 回数は徐々に減ってきていますが、 震源が浅い地震が続い…
一連の熊本地震の活動域では、この1年で震度1以上の地震がおよそ4300回観測されました。回数は徐々に減ってきていますが、震源が浅い地震が続いていることから、気象庁は、局地的に揺れが大きくなることがあるとして、引き続き注意するよう呼びかけています。 気象庁によりますと、熊本県と大分県など一連の熊本地震の活動域では、ちょうど1年前の去年4月14日にマグニチュード6.5の地震が発生し、最初に震度7の揺れを観測してから13日午後7時までに、震度1以上の地震が4296回発生しました。 最大震度別で見てみますと、震度7が2回、震度6強が2回、震度6弱が3回、震度5強が5回、震度5弱が12回などとなっています。このうち、全体の70%に当たる3024回が、去年4月14日から30日までの半月に発生したほか、去年8月までは、ひと月あたりの回数が、毎月100回を超えていました。 一方、去年9月以降は、震度5弱以上の揺れとなる地震は起きていないほか、震度1以上の地震の回数も、ひと月あたり100回を下回り徐々に減ってきています。 しかし、震度1以上の地震は、ことしに入ってからも、ひと月あたり30回前後観測されていて、熊本地方や阿蘇地方を中心に地震活動が続いています。いずれも震源の深さは10キロ前後と浅いため、局地的に揺れが大きくなることがあるとして、気象庁は引き続き注意するよう呼びかけています。

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