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被ばく事故 尿から微量プルトニウムで再入院

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茨城県大洗町にある日本原子力研究開発機構の 施設で被ばくした5人の 作業員の 尿から、 ごく微量の プルトニウムなどが検出されたことがわかり、 5人は再…
茨城県大洗町にある日本原子力研究開発機構の施設で被ばくした5人の作業員の尿から、ごく微量のプルトニウムなどが検出されたことがわかり、5人は再び入院して治療を受けています。 茨城県にある日本原子力研究開発機構「大洗研究開発センター」の施設で、今月6日、貯蔵容器を点検していた作業員が被ばくした事故では、原子力機構が1人の肺からプルトニウム239が2万2000ベクレル計測されたと当初、発表したものの、搬送された放射線医学総合研究所で行われた肺の検査では、プルトニウムは検出されず、今月13日には全員が退院していました。 放射線医学総合研究所は19日に会見し、その後の検査で5人の尿から、ごく微量のプルトニウムなどの放射性物質が検出されたことを明らかにしました。 5人に被ばくによる健康への影響は出ていないとしていますが、18日までに5人は再び入院して治療を始めているということです。 治療は、プルトニウムを体の外に排出することを促進する薬を5日間投与し、さらに治療を続けるか判断するということです。 放射線医学総合研究所の明石真言執行役は「薬の効果でプルトニウムが排出されていると見ている。量はごく微量で、健康にすぐに影響が出るものではない」と話しています。

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