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ホームから突き落とし 男に猶予付き有罪判決 大阪

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去年12月、 JR大阪環状線の 新今宮駅の ホームで見ず知らずの 女性2人を背後から押し、 1人を線路に突き落としたとして暴行の 罪に問われた男に対し、 …
去年12月、JR大阪環状線の新今宮駅のホームで見ず知らずの女性2人を背後から押し、1人を線路に突き落としたとして暴行の罪に問われた男に対し、大阪地方裁判所は「悪質な犯行だが障害の影響を考慮すべきだ」として執行猶予の付いた有罪判決を言い渡しました。 大津市に住む無職の中川晃大、本名、裴晃大被告(28)は、去年12月、大阪・浪速区のJR大阪環状線の新今宮駅のホームで、当時63歳の女性と当時18歳の女子高校生を背後から押し、このうち63歳の女性を線路に突き落としたとして暴行の罪に問われました。 転落直後に来た快速電車が非常ブレーキをかけ、およそ5メートル手前で緊急停止したため、女性にけがはありませんでした。 22日の判決で、大阪地方裁判所の飯島健太郎裁判長は「人の命を危険にさらす悪質な犯行だ」と指摘しました。 一方で、「障害の影響で周囲の人に自分の力を示さなければならないという思いに駆られ、思いとどまることができなかった。周囲の支援計画が作られ、同じ犯行を繰り返すおそれは高くない」として、懲役2年6か月、執行猶予4年を言い渡しました。 判決のあと、被告の母親は「人さまの命を危険にさらしたのだから、深く反省して二度とこのようなことをしないようにさせます」と話していました。

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