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日米首脳、対北朝鮮圧力の強化主導で一致

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安倍晋三首相は8日午後(日本時間同日夜)、 訪問先の ドイツ・ ハンブルクでトランプ米大統領と会談した。 核・ ミサイル開発を続ける北朝鮮への 圧力強化に向け、 国際社会を主導する方針を確
【ハンブルク=地曳航也】安倍晋三首相は8日午後(日本時間同日夜)、訪問先のドイツ・ハンブルクでトランプ米大統領と会談した。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への圧力強化に向け、国際社会を主導する方針を確認した。北朝鮮に影響力を持つ中国やロシアが建設的な役割を果たすよう申し合わせたもようだ。 握手する安倍首相(左)とトランプ米大統領(8日、ドイツ・ハンブルク)=AP 会談の冒頭、トランプ氏は「北朝鮮は皆が注目する議題の一つだ。大きな脅威だ。首相がこの問題に非常に集中していることを認識している」と語った。安倍首相は「北朝鮮をはじめアジア・太平洋地域の安全保障環境が厳しさを増すなか、強固な日米同盟の姿を示していきたい」と強調した。 安倍首相は米国が北朝鮮への圧力強化の一環として、6月末に決定した中国企業への制裁措置を支持。韓国を含めた日米韓3カ国で緊密に連携すると確認した。日米韓で情報共有など安全保障協力を進めることも申し合わせたとみられる。年内に予定するトランプ氏の訪日や「日米経済対話」の進捗も議題になるもようだ。 安倍、トランプ両氏の会談はイタリアで5月に開いた主要7カ国(G7)首脳会議にあわせて実施して以来、3回目。会談は20カ国・地域(G20)首脳会議の閉幕直前に設定した。対北朝鮮の包囲網づくりへ両首脳がG20にあわせて開催したそれぞれの個別会談の内容を持ち寄った。

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