東京都の 小池百合子知事が率いる地域政党「都民ファーストの 会」 に所属する音喜多駿(北区)、 上田令子(江戸川区)両都議が離党する意向を固めたことが3日、 関係者への 取材で分かった。 両氏は都議会での 都民ファーストの 運営方針やメディア対応に異議を唱えていた。 5日の 都議
東京都の小池百合子知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」に所属する音喜多駿(北区)、上田令子(江戸川区)両都議が離党する意向を固めたことが3日、関係者への取材で分かった。両氏は都議会での都民ファーストの運営方針やメディア対応に異議を唱えていた。5日の都議会定例会後に離党届を提出する見通し。
都政専念と「矛盾しない」=新党関与に前向き-小池知事
関係者によると、両氏は、国政新党「希望の党」代表に就任した小池氏を「都政を投げ出すような姿勢は容認できない」と批判。同党が衆院選で擁立する候補についても「応援できない」と話している。こうした小池氏への反発の動きは衆院選にも影響を与える可能性がある。 両氏は、昨年7月の都知事選で小池氏を支援。都民ファーストが都議会会派として発足した当初からメンバーに加わった。しかし都議選後、音喜多氏は、新代表に荒木千陽都議が選出された際に「選考プロセスに疑義がある」などと主張。党運営の改善を求めていた。両氏は離党後に新会派を結成する考えだという。 都民ファーストは7月の都議選で55人が当選し、最大会派に躍進したが、わずか3カ月で分裂する事態になった。都民ファーストの小山有彦幹事長代理は記者団に「極めて残念だ。本人たちの意向を聞き、対応を協議する」と語った。(2017/10/03-17:26) 関連ニュース
【政治記事一覧へ】 【アクセスランキング】