大阪大(大阪府吹田市)は6日、 2017年2月に実施した工学部や理学部など6学部の 一般入試(前期日程)の 物理で出題と採点にミスがあり、 本来なら合格していた30人を不合格にしていたと発表した。 全員を追加合格とし、 希望者は【社会】
大阪大(大阪府吹田市)は6日、2017年2月に実施した工学部や理学部など6学部の一般入試(前期日程)の物理で出題と採点にミスがあり、本来なら合格していた30人を不合格にしていたと発表した。
全員を追加合格とし、希望者は今年4月に1~2年生での転入学を認める。他大学や予備校に通うなどしているとみられ、授業料などの補償や慰謝料の支払いを行う。同大学は昨年中、2度にわたり外部から「誤りがある」との指摘があったにもかかわらず、適切な対応をしていなかった。
このほかに工学部、基礎工学部、理学部の3学部で本来第1志望学科に合格していた9人が不合格となり、第2志望学科に在籍していた。希望者には第1志望学科への変更を認める。