Home Japan Japan — in Japanese 【センバツ】智弁和歌山が決勝進出 逆転劇の裏に高嶋監督の猛ゲキ「怒りました」

【センバツ】智弁和歌山が決勝進出 逆転劇の裏に高嶋監督の猛ゲキ「怒りました」

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第90回選抜高校野球大会第11日(3日、 甲子園)、 準決勝第1試合で智弁和歌山が東海大相模(神奈川)を延長10回の 末、 12―10で下し、 決勝進出を果たした。 東海大相模に敗れ準優勝した2000年以来、 18年ぶりの 決勝進出となった高嶋監督は「途中5点差までいったの で、 諦めかけたところがあった」 と言いながらも、 尻に火がついたナインが奮起した。 逆転…
第90回選抜高校野球大会第11日(3日、甲子園)、準決勝第1試合で智弁和歌山が東海大相模(神奈川)を延長10回の末、12―10で下し、決勝進出を果たした。 東海大相模に敗れ準優勝した2000年以来、18年ぶりの決勝進出となった高嶋監督は「途中5点差までいったので、諦めかけたところがあった」と言いながらも、尻に火がついたナインが奮起した。 逆転2ランを許した5回裏終了後、指揮官は捕手・東妻(2年)を公開説教。あまりの怒気に周りのナインも凍りつくほどだった。「怒りました。『これで負けたら帰ってシゴキや』って。それでヤバイと思ったんちゃいますか。(詳しく)聞かんでください、問題になる(笑い)」 6回には失策が絡んでの大量失点と流れは最悪だったが、名将の「鬼の形相」がチームの空気を一変させ、逆襲の要因のひとつになったことは間違いない。終盤に5点差を追いついて延長に持ち込むと、10回に2点を勝ち越して激闘を制した。 「10点取られたら、11点取って勝つ野球」(高嶋監督)を標榜してきた智弁和歌山。準々決勝の創成館(長崎)戦も5点差を追いついて、11―10と逆転サヨナラ勝ちだった。頂点まであと1勝。逆境に強い智弁和歌山の「最終章」は、どんな結末を迎えるだろうか。

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