サッカー日本代表の 監督を電撃解任されたバヒド・ ハリルホジッチ氏（６５）が２７日、 東京都内で会見。 解任理由の 「選手との コミュニケーション不足」 に対して、 選手やコ…
サッカー日本代表の監督を電撃解任されたバヒド・ハリルホジッチ氏（６５）が２７日、東京都内で会見。解任理由の「選手とのコミュニケーション不足」に対して、選手やコーチ陣から届いたメッセージを用いて猛反論した。
ハリルホジッチ氏は「（田嶋）会長から言われたことは、選手とコーチたちとのコミュニケーションと信頼が薄まったということ。なぜか最後の（ベルギー）遠征で弱まったようだ。３年間はまったく問題はなかったと認識している。私の疑問としては誰とのコミュニケーションだったのか」と疑問を投げかけた。
「選手たちからはベテランから若手まで、たくさんの励ましの言葉をもらった」とし、その１人としてＤＦ槙野智章（３０）＝浦和＝から送られたメッセージを読み上げた。
槙野のメッセージは「ＪＦＡの決定について非常に落胆しています。びっくりもしました。監督と何らコミュニケーションの問題は無かったと思っています。このチーム内の１選手として申し上げたい。コミュニケーションを改善することは必要かもしれませんが、正直に言います。私の認識ではコミュニケーションの問題は存在しなかった。個人的には監督からの厳しい指導のおかげで今の私がある」という内容だった。
続けて「もう一つお見せしたいものがある」と紫色の封筒を持ち出した。 ＤＦ丹羽大輝（３２）＝広島＝から届いたもので、自身の解任が決まったあと、広島から飛行機に乗り訪ねてきてくれたという。「一回だけの起用だったんです。それもＢチームの」とわずか一度の起用に関わらず敬意を示した丹羽に感謝しきりだった。
ハリルホジッチ氏は最後に「私が申し上げてきたことと現実、何がどうなっているのでしょうか。良く分かりません」と自答した。
