米誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」は26日、地球最後の日までの残り時間を概念的に示す「終末時計」の時刻が残り2分30秒になったと発表した。時刻は過去1年の出来事を踏まえ、進めたり戻したりし、毎年この時期に発表している。昨年1月時点で針は残り3分を指していた。 同誌は今年の時刻を決める判断材料として、トランプ米大統領誕生のほか、同氏の核兵器や地球温暖化に対する発言、地球規模で悪化する治安状況などを挙げた。 昨年の発表では、イラン核合意などの成果と北朝鮮の核実験などの懸念材料が相殺され、針は動かなかった。2015年、核兵器削減の停滞などを理由に5分から3分に早まっていた。(共同)
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