【メルボルン時事】テニスの全豪オープン第１３日は２８日、メルボルン・パークで女子シングルス決勝が行われ、第２シードのセリーナ・ウィリアムズが、第１３シードの姉、ビーナス・ウィリアムズ（ともに米国）を６－４、６－４で下し、２年ぶり７度目の優勝を果たした。優勝賞金は３７０万豪ドル（約３億２０００万円）。
〔写真特集〕女子テニス セリーナ・ウィリアムズ～最多記録の四大大会23勝
セリーナは四大大会通算２３勝目とし、１９６８年のオープン化以降ではシュテフィ・グラフ（ドイツ）を抜いて、最多となった。３５歳での四大大会制覇は、オープン化以降で自身が持つ女子最年長記録を更新。世界ランキング１位への復帰も決まった。３６歳のビーナスは２００８年ウィンブルドン選手権以来の四大大会通算８勝目はならなかった。 男子ダブルス決勝は第４シードのヘンリ・コンティネン（フィンランド）ジョン・ピアース（オーストラリア）組が初優勝した。 ◇Ｓ・ウィリアムズの略歴 セリーナ・ウィリアムズ（米国） ５歳でテニスを始め、１４歳でプロ転向。１７歳時の９９年全米で四大大会初優勝。０２年７月に初めて世界ランキング１位に就く。０３年全豪を制し、生涯グランドスラム達成。姉ビーナスとのダブルスでも四大大会を全制覇。１２年ロンドン五輪は単複２冠。ツアー通算７２勝目。１７５センチ、７０キロ。３５歳。米ミシガン州サギノー出身。（2017/01/28-21:56）
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