【1月18日 時事通信社】トランプ次期米大統領から性的嫌がらせを受けたとの告発を否定され、名誉を傷つけられたとして、カリフォルニア州に住む女性が１７日、トランプ氏の謝罪や発言の撤回などを求め、ニューヨークの裁判所に提訴した。 訴えたのは、トランプ氏が司会を務めたテレビ番組「アプレンティス（見習い）」に出演経験のあるサマー・ザーボスさん。２００７年以降、ニューヨークのトランプ氏の事務所やビバリーヒルズのホテルで、同氏に無理やりキスをされたり胸を触られたりしたとして、選挙期間中の昨年１０月、他の十数人の女性と共に名乗り出ていた。 訴状によると、トランプ氏は選挙集会やツイッターで、ザーボスさんの訴えについて「１００％でっち上げだ」「私の選挙活動を妨害するためにうそをついている」などと発言した。ザーボスさんは、トランプ氏が発言を撤回し、性的嫌がらせの事実を認めれば、訴訟を取り下げる意向を示している。(c)時事通信社
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