経済産業省資源エネルギー庁が18日公表した16日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、10日の前回調査より40銭高い130円90銭となった。6週連続の値上がりで、約1年2カ月ぶりの高水準となった。 米国のトランプ次期政権の掲げる景気刺激策により、需要が増えるとの見方から原油価格が上昇し、小売価格を押し上げた。調査した石油情報センターは「来週は、横ばい圏で推移するのではないか」と指摘している。 地域別では34都道府県で価格が上昇した。上げ幅は和歌山が1円60銭と最も大きく、1円40銭の新潟、鳥取が続いた。値下がりは9県で、下げ幅は徳島の1円20銭が最大。岩手など4県は横ばいだった。 ハイオクは前回調査より40銭高い141円70銭、軽油も40銭値上がりし110円20銭だった。灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)当たり12円高い1399円となった。
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