Домой Japan Japan — in Japanese 心臓移植で患者選定ミス 移植ネットのシステム不具合で

心臓移植で患者選定ミス 移植ネットのシステム不具合で

213
0
ПОДЕЛИТЬСЯ

NewsHub日本臓器移植ネットワーク(移植ネット)は27日、昨年10月に導入した移植患者を選ぶ新しい検索システムに不具合があり、3例の心臓移植で選定ミスがあったと発表した。提供を受けるはずだった2人が移植を受けられず、1千日以上待機しているという。心臓移植での選定ミスは初めて。 移植ネットによると、1月26日にあった脳死心臓移植の選定時に、優先順位1位と2位の患者を診ている大阪大病院から「順位が逆ではないか」と指摘があった。調べた結果、プログラムミスがあり、患者の治療状況の情報を修正すると、待機日数が誤って長く計算されることが判明。このシステムの導入後にあった脳死臓器提供21例のうち3例で選定ミスが見つかった。移植を受けられなかった2人のうち1人は機会を2回逃した。26日の事例は正しく選定したという。 移植ネットでは2014、15年に腎臓移植で選定ミスが相次ぎ、当時の理事長らが引責辞任。今回のシステムは、再発防止のため、開発されたものだった。厚生労働省は27日、臓器移植法に基づき、検索システムの利用を中止し、専門家を交えた第三者調査チームで検証するよう指示した。 移植ネットは、ほかの臓器でも選定ミスがなかったか検証中で、当面、手作業で患者を選定するという。 門田守人理事長は記者会見で「社会の信頼を損なう事態となったことを深くおわびしたい。臓器提供される方、遺族の善意を尊重し、一刻も早く正常化したい」と話した。 <アピタル:ニュース・フォーカス・その他> http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/ (竹野内崇宏)

Similarity rank: 5.4
Sentiment rank: 0.5