中東・イスラエルで観光業の国際見本市が開かれ、岐阜県高山市など5つの市町村が協力してユダヤ人の観光客をターゲットにした観光ルートを売り込みました。 イスラエルのテルアビブで7日始まった国際観光見本市には海外からおよそ40か国が出展し、イスラエル内外の観光業者などが参加しています。 このうち日本のブースでは、第2次世界大戦中、ユダヤ人にビザを発給し、多くの命を救った日本の外交官、杉原千畝にちなんだ観光ルートに関心が集まっていました。 この観光ルートは、外国人観光客に人気の高い岐阜県の高山市と白川村、石川県の金沢市に、杉原千畝にゆかりのある岐阜県八百津町と福井県敦賀市を加えたもので、ユダヤ人の観光客をターゲットに5つの市町村が協力して開発しました。 会場では、現地に派遣された高山市の担当者がヘブライ語で作成した観光地図などを見せながら町の魅力を売り込んでいました。 高山市によりますと、市内に宿泊したイスラエル人観光客は去年、1万4900人とおととしと比べて倍増し、そのほとんどが八百津町にある杉原千畝の記念館にも訪れているということです。高山市海外戦略課の林秀和マネージャーは「まずイスラエルと、それとほぼ同じ数のユダヤ人がいるアメリカを主なターゲットにし、杉原千畝のことも含め広く知ってもらいたい」と話していました。
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