イラクの アバディ首相はトランプ大統領と電話会談し、 アメリカで7か国の 人の 入国を一時的に禁止する大統領令について「見直すことが重要だ」 と訴え、 …
イラクのアバディ首相はトランプ大統領と電話会談し、アメリカで7か国の人の入国を一時的に禁止する大統領令について「見直すことが重要だ」と訴え、イラクを対象国から外すよう要請しました。 イラク政府によりますと、イラクのアバディ首相とアメリカのトランプ大統領が9日、電話会談しました。 この中でアバディ首相はまず、過激派組織IS=イスラミックステートのイラク国内の最大の拠点モスルの奪還作戦について、「最終段階に入っている」などとしたうえで、引き続きアメリカをはじめとする国際社会の支援が必要だと強調しました。 また、アバディ首相は、アメリカで7か国の人の入国を一時的に禁止する大統領令の対象国にイラクが入っていることについて、「見直すことが重要だ」と訴え、イラクを対象国から外すよう要請したということです。 イラク政府によりますと、これに対しトランプ大統領は、できるだけ早い解決に向けた調整を進めるよう国務省に指示する意向を示したということです。 イラクでは、IS掃討作戦でアメリカと軍事的な連携を深めていただけに、入国を一時的に禁止する大統領令の対象国となったことについて、議会では対抗措置が議論されるなど反発が強まっています。
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