【ワシントン=大木聖馬】ティラーソン米国務長官は2日、国務省に初登庁し、同省職員を前に「個人的な信念が一つのチームの能力を上回ってはならない」と述べ、トランプ政権下で一丸となって外交政策を進めるよう呼びかけた。 国務省では、トランプ大統領が出した入国制限の大統領令を巡り、1000人以上の職員が抗議書に署名するなど、トランプ政権の方針に不信感が募っている。 ティラーソン氏は「激しい論争を呼ぶ選挙があり、我々すべてが結果について同じように感じているわけではない」と理解を示した上で、「あなた方の英知、倫理、愛国心がこれまで以上に重要になっている」と述べ、団結を求めた。
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