北朝鮮の 朝鮮中央通信(KCNA)は、 12日に行った中距離弾道ミサイル「北極星2号」 の 発射実験が成功したと伝えた。 KCNAによると、 ミサイルは金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の 指導の 下で発射され、 金委員長は現場で自ら発射を命じたとされる。 KCNAでは今回の ミサイルについて、 核弾頭の 搭載…
(CNN) 北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は、12日に行った中距離弾道ミサイル「北極星2号」の発射実験が成功したと伝えた。
KCNAによると、ミサイルは金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の指導の下で発射され、金委員長は現場で自ら発射を命じたとされる。
KCNAでは今回のミサイルについて、核弾頭の搭載が可能で迎撃を避ける「コリアン方式の新型戦略兵器」と形容。「強力な核兵器をまた1つ保有したことで同国に多大な力が加わる」と伝え、金委員長も大きな満足感を表明したと報じた。
さらに「新たな戦略兵器システム開発のおかげで、我が人民軍は海中や陸上などあらゆる空間で最も正確かつ迅速に戦略作戦を実行できる」と強調している。
韓国軍合同参謀本部はCNNの取材に対し、このミサイルは中距離ミサイル「ムスダン」の改良型のようだと指摘。飛行距離から判断すると、核弾頭の搭載用に設計された長距離大陸間弾道ミサイルだった可能性はないとの見方を示した。
KCNAは今回のミサイル発射について、「近隣国の安全に配慮して、高角発射方式で実施した」としている。
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