【パームビーチ（米フロリダ州）時事】 安倍晋三首相は１１日、 トランプ米大統領とともに滞在先の フロリダ州パームビーチで共通の 趣味であるゴルフを楽しんだ。 プレーは、 通例の １．５倍の ２７ホール。 首相は１０日の 首脳会談に続く「ゴルフ外交」 で、 個人的な信頼関係構築に励ん
【パームビーチ（米フロリダ州）時事】安倍晋三首相は１１日、トランプ米大統領とともに滞在先のフロリダ州パームビーチで共通の趣味であるゴルフを楽しんだ。プレーは、通例の１．５倍の２７ホール。首相は１０日の首脳会談に続く「ゴルフ外交」で、個人的な信頼関係構築に励んだ。
〔写真特集〕安倍首相とトランプ大統領が初会談～「ゴルフ外交」も～
首相は１１日午前、宿泊先のトランプ氏所有の豪邸「マー・ア・ラゴ」から、大統領専用車「ビースト」で、郊外の「トランプ・ナショナル・ゴルフ・クラブ・ジュピター」に到着。１８ホールを回り、さらに午後、もう一つのゴルフ場「トランプ・インターナショナル・ゴルフ・クラブ・ウエストパームビーチ」で９ホールをこなした。 プレーには、世界ランク１位になったこともあるプロゴルファーのアーニー・エルスさんらが同伴した。 トランプ氏は自身のツイッターに、首相とプレー中にハイタッチを交わす写真を掲載。「首相を米国に迎え、最高の時間を過ごしている」と書き込んだ。ホワイトハウスは、トランプ氏が首相とゴルフを楽しみ、幅広い課題について「素晴らしい意見交換」ができたと発表した。 外務省によると、日本の首相が米大統領とゴルフをするのは、１９５７年に安倍氏の祖父である岸信介首相がアイゼンハワー大統領とワシントン郊外のコースを回って以来６０年ぶり。 昨年１１月のニューヨークでの初顔合わせの際、首相からドライバーを、トランプ氏はゴルフウエアをそれぞれ贈ったことがきっかけ。１月下旬の電話会談で首相がゴルフに誘い、トランプ氏が首脳会談後に温暖なフロリダに移動してプレーすることを提案した。 首相とトランプ氏はゴルフの後、１０日に続いて夕食を共にした。（2017/02/12-10:36）
