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東アジア経済連携、神戸で会合 トランプ氏就任後初

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日本や中国など16カ国で合意を目指す東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の 首席交渉官会合が27日午前、 神戸市で始まった。 環太平洋経済連携協定(TPP)の 発効が、 トランプ米大統領の 離脱決定で見通せな…
日本や中国など16カ国で合意を目指す東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の首席交渉官会合が27日午前、神戸市で始まった。環太平洋経済連携協定(TPP)の発効が、トランプ米大統領の離脱決定で見通せなくなるなか、高いレベルでの自由化を目指す日本と、早期の合意を優先したい中国がそれぞれ交渉にどう臨むかが注目される。
トランプ米大統領の就任後、初めての会合。冒頭、議長国インドネシアのイマン商業省総局長は「交渉は難しい局面にあるが、今回の会合が今後の先行きを占う。質の高い、相互に利益のある協定になることを期待している」と述べ、参加国の交渉官らが年内の合意を目指して議論を始めた。会合は来月3日まで。
これまでの会合では、比較的対立が少ない「経済技術協力」「中小企業支援」の2分野で実質合意に至っている。今後は、ハードルが高い「関税」「投資ルール」などの議論が焦点になる。(高木真也)

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