政府は２１日、 国家戦略特区諮問会議（議長・ 安倍晋三首相）を開き、 自動車の 無人運転や小型無人機（ドローン）など先端技術の 実証実験を円滑に行えるよう、 現行法の 規制を大幅に緩和する新たな枠組みを創設することを決めた。 会議では日産自動車の カルロス・ ゴーン社長が、 これ
政府は２１日、国家戦略特区諮問会議（議長・安倍晋三首相）を開き、自動車の無人運転や小型無人機（ドローン）など先端技術の実証実験を円滑に行えるよう、現行法の規制を大幅に緩和する新たな枠組みを創設することを決めた。会議では 日 産 自 動 車 のカルロス・ゴーン社長が、これを活用し無人運転技術の開発を進める考えを表明した。 安倍首相は会議で、「世界一自由度の高い環境を目指す場で、イノベーションを爆発させてほしい」と強調。今国会に提出する国家戦略特区法改正案に、新たな枠組みの創設を盛り込む考えを示した。 この枠組みは「サンドボックス（砂場）」と呼ばれ、今後１年程度かけて既存の規制や手続きの抜本的な見直しを検討する。事業者が無人運転などの実験をより迅速に進めることができるようにして、開発を後押しする。 ゴーン氏は会議後、記者団に「実証実験が現実の世界でできる」と話し、特区を活用した技術開発の進展に期待を示した。（2017/02/21-21:05）
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