連合の神津 里季生 ( りきお ) 会長と経団連の榊原 定征 ( さだゆき ) 会長が2日午前、東京・大手町の経団連会館で会談し、2017年春闘が本格スタートした。 今春闘では、〈1〉4年連続で2%超となる賃上げが実現できるか〈2〉政府が進める働き方改革にどう対応するか――の2点が大きな焦点となり、3月中旬の集中回答日に向けて労使の激しい駆け引きが続く。 神津会長は会談で、「消費の底上げを考えた場合、月例賃金の引き上げが極めて重要だ」と述べ、基本給を底上げするベースアップ(ベア)を強く求めた。榊原会長は「3年間続いた賃上げの勢いをしっかりと継続していく」と応じた。
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